FROM佐野一教
★★ 見返りを求めない ★★
おはようございます。
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報酬を目的としたり
恩に着せる心もちで為される言行は
真の誠意でもなくまた親切でもない
中村天風
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天風先生の言葉は、真理をついています。
そしてその言葉は、天風先生の実体験から
得られた真理で、机上の空論ではない所に
皆が惹かれます。
この言葉、仰るとおりです・・ハイ。
昨日、小4の長男が私に一枚の紙を渡して
くれました。
そこにはこう書かれていました。
『かたたたきけん
さいこうで10回できます』
・・・
思わず涙が出そうになりました。
そして普段の子供たちを見ていると、
こういったことが言行が非常に多いなって
気付きました。
そう、まさに無償の精神。
強いてあげれば、私たちの喜ぶ顔とか、
「ありがとう」のことばなんでしょうね。
私たちは大人になるほど、言行に意味を
持たせようとします。
『ここで恩を売っておけばなにかと仕事が
しやすくなるな』
『今回は本位ではないが、譲るとしよう。
次回は交渉がしやすいだろう』
『こちらがこのコンテンツを提供すれば
きっと欲しかったあのコンテンツを
教えてもらえるに違いない』
そう、私たちは見返りを求めて行動する
ことが多いですよね。
最近のことを思い返して、見返りを期待
しない言行ってどのくらいあったか、数えて
見るとはっきりすると思います。
天風先生も見返りや報酬を求めて他人に
行う行為は、自分の心に罪悪感を生じ
させるといいます。
『なんか自分っていやらしいなあ』
と自分をどっかで攻め始めるというのです。
与えられるほうもほとんどの場合、それが
伝わるので、結局は双方が気分を害すること
になってしまいます。
自分も子供たちのように、
『相手の笑顔が見たい』
という気持ちを強く持って、純粋な気持ちで
周囲と接していきたいなって思いました。
またしても子供に教えられました。
いつも幸せをいっぱい感じさせてくれる
子供たちに感謝しなくちゃいけませんね。
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